県政報告

最近の世界情勢に思う

(2023.11.1)

 本日は私のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。

 暑かった夏も過ぎ去り、いよいよ本日から11月に入りましたが、長かった夏。そしてその分短く感じられる秋のように思われます。秋は、味覚の秋、読書の秋、そしてスポーツの秋といわれますが、それぞれが十分満喫できる秋のように感じられます。もうすぐ、そこに寒い冬がやってくると考えてしまいます。

 我が国にとっては、気候変動によって春夏秋冬という素晴らしい四季が移り変わりますが、近い将来、日本の季節も夏と冬になってしまうのではないかと考えてしまう昨今であります。皆さまはいかがでしょうか。

 さて、最近の世界情勢をみると、ロシアのウクライナ侵攻に始まり、現在、またイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスとの軍事衝突で、これまでに(10月24日現在)合わせて6千人を超える犠牲者が出ているとのこと。さらに、ガザ地区への大規模な地上侵攻に踏み切る恐れがあるといわれ、ますます泥沼化することも危惧されています。

 また、イスラエルによるガザ攻撃は、「国際人道法」違反の疑いが濃厚といわれています。さらに、ハマスが人質を「人間の盾」にすることも予想されています。罪もない多くの人々が犠牲になっていることを考えますと、世界のトップリーダーはもちろん、国連、そしてその安保理はいったい何をしているのか、全く機能していない。悔しい思いでいっぱいであります。

 宇宙へ人間が行けるほど、英知の結集が図られ、超文明社会を享受している私どもではありますが、未だにこのような紛争が世界各地で生じていることは考えられないことだと思います。「人の命は地球より重い」と、どなたが言われましたが、まさにその通りだと思います。

 そして、比較的に恵まれた中で幸せを謳歌している私どもは、今厳しい状況の中に置かれた人々に寄り添い、何が我々にできるのかを考えてみることも大切なことだと思います。

 さて、12月議会は11月22日招集、12月19日閉会で行われます。これからも社会的に弱い立場の方々に寄り添い、少しでもお役に立てるよう努力して参りますことをお誓い申し上げまして、県政報告とさせていただきます。

 皆さま、お身体にご留意下さいませ。

県議会レポート