県政報告

6月補正予算は新型コロナ対策中心で

(2020.6.1)

 皆様お元気でいらっしゃいますか。新型コロナウイルス感染症によって、尊い命を犠牲にされました方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、今この病気と闘っておられます方々に衷心からお見舞い申し上げます。

 さて、千葉県議会6月定例会は、6月10日に招集され、7月3日閉会の予定です。

 上程されます補正予算案について、概略を申し上げさせていただきます。

 ご承知の如く、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言は、県民の方々が外出自粛や休業等にご協力いただいたことにより、5月25日に解除されました。しかしながら、今後も再度の感染拡大に備え、準備を進めておく必要があります。また、長期にわたる外出自粛や休業により、学校教育や県内経済等は大きな影響を受けております。

 そのようなことを踏まえての6月補正予算案では、

〇病床確保のための支援など医療提供体制の整備

〇学校、幼稚園、社会福祉施設等における感染拡大の防止

〇学校再開後の環境の整備

〇商工業や農林水産業の再建支援などに係る経費

が計上されました。

 また、更なる感染症の拡大や観光需要の喚起、地域経済の活性化など、感染症収束後に必要な取り組みに迅速に対応することなどのため、予備費19億1千万円の補正、補正予算規模は全体で181億3800万円となります。

 主だった歳入の内訳は、国庫支出金128億3700万円。また歳出の内訳は、新型コロナ感染症対策で162億2800万円です。このように全庁挙げてコロナウイルス感染症対策に取り組んでいく姿勢です。

 私ども議会としても、慎重審議の中でスピード感をもって、これらの施策が執行されるよう、しっかりと対応してまいる覚悟であります。

 施策の詳細については、7月ごろ予定しております私のホームページ「県議会リポート」をご覧いただければ幸いです。

 それでは皆様、お身体ご自愛下さいませ。ありがとうございました。

県議会レポート