県政報告

敬老の日に思う

(2013.10.1)

 皆さま、こんにちは。本日は私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 朝晩、肌寒い日が続いておりますが、皆さまにはお元気でお過ごしのことと思います。

 さて冒頭、9月16日の敬老の日の行事に出席して感じたことを述べさせていただきます。

 この日は、至るところで敬老の集いが開催され、お招きをいただきましたので、ご長寿お祝いのあいさつをさせていただきました。

 75歳以上のお集まりでしたが、皆さま大変お元気で、ご老人とかお年寄りなどとの言葉が似合わず、それは長い人生からくる自信と重みを強く感じました。お体が不自由であって、祝賀会に出席できなかった方々も大勢おられると思いますが、早く元気になって来年こそ出席されますことを祈念します。

 さて、寿命には、平均寿命と健康寿命があります。ご承知の如く、平均寿命は0歳からの平均余命であり、健康寿命は字の如く、自立して毎日の生活が送れる年であります。その差をいかに縮めていくかは、行政の課題であり、我々の自助努力の成果といえます。ご高齢者には、平均寿命を超えて、ますますのご長寿を願うものであります。

 参考までに、千葉県の平成22年度の数字を調べてみますと、男性の平均寿命は79歳、健康寿命は71歳。女性の平均寿命は86歳、健康寿命は73歳です。

 長野県は男女とも、全国一の最長寿県となりました。野菜の豊富な産地のため、漬物は毎食出されてきましたが、それが心臓疾患の原因だとも言われ、塩分を少なめにした浅漬けに切り替え、また、タバコの禁煙運動も広めたそうです。高齢者(65歳以上)の3.5人が、何らかの形で農業等仕事に携わっておられるとのことです。

 行政・医療関係・栄養士・医師等が連携して県民の健康増進や日本一の長寿県を目指してさまざまな施策やプログラムに取り組んでいるとのことです。我々議員も先進県・長野県の福祉や医療行政を調査研究し、少しでも最長寿県を目指していければと思います。

 さて、話が前後しましたが、9月議会は9月26日に開会、10月22日までの27日間行われます。129億9700万円の一般会計補正予算案や森田健作知事の2期目の指針となる総合計画案など22議案が提案されました。

 2020年の東京オリンピックとパラリンピックの開催が決定いたしましたので、本県の魅力を世界に発信する絶好の機会であり、千葉県の更なる発展につなげるための取り組みをしていかなければと思います。

 また、野田市で発生した竜巻被害に対する被災者支援、事故の多い高齢者を対象とした交通事故抑止対策、災害医療体制の整備、医師・看護師の確保対策、待機児童の解消、アクアラインマラソンの開催、そして、平成27年3月を目途に成田空港のノンストップゲート化の実現等、盛りだくさんの重要な議案が提案されています。一つひとつ県民の皆さまの代理人として、私ども議員がしっかりと審議してまいる所存です。県民の皆さまが主役です。

 皆さまのさらなる幸せ実現のために、私自身初心を忘れず、しっかりと汗をかいてまいることをお誓いし、9月議会を迎えてのごあいさつとさせていただきます。県議会リポートもご一読いただければ幸いです。では、皆さま、お元気で。来月11月1日にお会いしましょう。

県議会レポート