県議会レポート

新たな決意で臨みます

(2010.8.1)

 皆さまには、厳しい暑さの中、お元気でお過ごしのことと存じます。お体に十分ご留意され、この暑さを乗り越えていただきたく思います。私は現在、監査委員のお役目を全うしながら、地域の陳情をうかがい、地域の行事に足を運び、毎日暑さに負けず頑張っています。

 先の6月県議会では、県の不正経理問題に県議会としても責任の一端を取らせていただき、今後、議会として緊張感をもってしっかりと執行部をチェックしてまいります。「沈黙は金なり」ということわざがありますが、状況に応じて、この言葉を使い分けている方もみうけられます。発言するにも勇気がいりますし、回りから嫌われるので嫌だという雰囲気の中で、一般的には発言することをためらってしまうからです。

 私の場合には、一つの問題が提起された場合、県民の視点で、また生活者の立場で冷静に判断し、そして結論を出し、意見を述べます。ですから、時には回りの方に不快感を与えますが、勇気をもって厳しく指摘し、主張します。長い一生の間に、短いその一時期を県民の方々から負託を受け、議席をお預かりした以上、県民皆様の想いをしっかりと県民に代わって意見を述べることは、議員の使命であります。

 今日、価値観や政策ニーズの多様化、あるいはわが国を取り巻く内外の大きな環境変化に対応し、国民の求めている正しい政治を的確に行うには、現在は野党であるわが党が古い体質を捨て、過去の検証と反省に立って、新しい自民党に生まれ変わらなければなりません。

 それは、わがちば自民党も同じです。これまでは言いにくかった、どうみても不可解な執行部の問題点をそのままにして、我々は頬かぶりして見過ごしてきた面もあったかと思いますが、これからは、県民の視点で判断をし、是々非々の立場で今まで主張しづらかったことを堂々と主張できる、そういうちば自民党に生まれ代わらなければと願っています。

 幸いにも、わがちば自民党には多くの良識ある議員がおられます。これからも、力を合わせて、千葉県をリードしていく良識ある議員会派として努力してまいることをお誓いします。

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