県政報告

県民の命と健康を守る視点から

(2021.8.1)

 皆さまにはお元気でお過ごしのことと拝察申し上げます。日ごろ、私の県政活動にご指導、ご支援を頂き、誠にありがとうございます。

 さて、熊谷新体制が本格的にスタートし、6月県議会では、新知事から自らの政策判断に基づいて編成した新規事業などを盛り込んだ補正予算案が提案され、我が党はすべての議案を可決、承認いたしました。

 コロナ感染防止対策やワクチン接種など、県民の皆さまの命と健康を守る喫緊の議案に対し、新知事とともに県民本位の視点から、迅速に対応しました。

 また、私自身の活動としては、3月の知事選において100万票の大差で敗北したことを受け、その要因と今後の自民党再生に向けての検証と提言を探るため、千葉県連に「知事選挙検証委員会」を発足させ、その委員長のお役目をお受け致しました。

 当委員会では、国会議員などへの聞き取り調査や県民、党員らから寄せられた1739件の意見などをもとに2か月間を経て、敗因分析や県連再生に向けた「検証報告書」が完成いたしました。

 そして、委員長として「これだけの大敗の根底には、県民意識との決定的な乖離があり、新しい県連への脱皮に向けたスタートとすることが民意に沿う行動となる」と総括させて頂きました。

 さらに、大役を果たしほっとした束の間、今度は、昨年の国勢調査の速報値が6月に出たことにより、県議会で「県議会議員定数等検討委員会」が発足することとなり、14名の委員と1名のオブザーバーをもって、今日まで委員会での2回の協議が終わりました。

 そして、私の方から委員長の私案として4つの項目について、提案させて頂きました。

 1つは、勝浦市・夷隅郡選挙区が強制合区の対象になったことから、その合区先及び合区後の定数の取り扱いです。

 2つは、人口の少ない選挙区と人口の多い選挙区の定数が逆転している選挙区、いわゆる逆転選挙区の取り扱いであります。現在は3選挙区あります。

 3つは、都市部と人口減少地域との人口格差が拡大する現状における1票の格差の考え方であります。現在の最大格差は3・06であります。

 そして、以上3点を踏まえた上での適正な議員総定数の検討であります。現在の議員総定数は94であります。今後、会派の議員から意見を拝聴し、会派としての考え方を一本化してまいりたいと考えます。

 また、次の9月議会は、9月15日に招集され、10月12日閉会予定です。私の質問日は、9月30日午後です。日ごろ皆さまから寄せられたご意見(コロナ関係、医療問題等)を質問内容に盛り込ませていただきます。「安全・安心。しっかり皆さまの命や健康をお守りする」ことを念頭に、活発な議会活動に取り組んでまいります。そして、「2度とない、今この時を皆さまのために燃焼していく」所存です。

 ありがとうございました。

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