県政報告

県政への決意

(2015.2.1)

本日は私のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

 風邪が流行しておりますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか? 私は元気で市内、県内を駆け回っています。議長公務、関係諸団体、後援会等よりご招待いただき、1月は81ヵ所お邪魔させていただきました。出席できないところは、副議長、常任委員長にお願いいたしました。

 さて、議長職の任期は、今期は統一地方選挙が4月にあるため、実質的には2ヵ月くらい短くなります。2月と3月は精一杯、しっかりと責任をもってその職を全うしてまいりたいと思っております。

 稲毛区の皆さまには、1月28日に私の県議会リポートを新聞折り込みで配付させていただきました。4年間の任期が間もなく終わる中で、その総括として自分が取り組んできた事業や政策について、皆さまに議員の責務としてお知らせいたしました。まだお目通しされていない方には、2月の私のホームページをご覧いただければ幸いです。

 さて、これからの地方議員としてしっかり取り組まなければならない優先課題は、地方創生であります。今まで、地方の時代と言われながらも、20年間にわたって閉塞感漂うわが日本社会でした。地方分権や地方主権の確立が声高に叫ばれながら、掛け声で終わり、デフレが進み、失業者が増え、商店街や中小企業も厳しい現状でした。

 第3次安倍内閣が発足し、2015年度の国の予算を見ると、今度こそは地方創生や経済成長に向けた政策、子育て支援等に取り組む慎重な姿勢が感じられました。地方創生があって、国の創生(再生)があると私は信じます。2015年度予算では、地方創生に7225億円が計上され、14年度補正予算と合わせると総額1兆円に上ります。

 また、国の予算とは別に、地方自治体の地方財政計画にも地方創生に向けた費用を1兆円計上しております。これら巨額の予算をどう地方に生かしていくかは、我々地方議員の大きな務めでもあります。そのためにも、できるだけ早く予算を国会で成立させていただきたいと思います。

 そして、地方議会において、しっかりとした「地方版総合戦略」の策定に取り組んでいかなければと思います。各地方自治体(市、県)が主体性を発揮し、さまざまな年齢層の住民をはじめ、産学金労等の関係者の意見を広く聞いてまいりたいと思います。

 早速、石破地方創生担当大臣から届いた(1月14日着)議長への協力要請への書簡を、全議員に配布させていただきました。要は、地域の隅々にまで景気回復の実感が感じてもらえるようになることであります。

 そしてはじめて、地方創生、アベノミクスの成功と言えるのではないでしょうか。それにかかっているといっても過言ではありません。

 それでは皆さま、お体ご自愛下さいませ。

県議会レポート