県政報告

コロナ禍の第2波、第3波に備えて

(2020.8.1)

 皆様には、お元気でお過ごしのことと拝察申し上げます。今は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、日本はもとより全世界においても多大な犠牲が発生しています。

 このたびの感染症でお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、感染された方々には、1日も早いご回復を祈っております。

 新型コロナウイルス感染症による被害については、本県において感染者は7月27日現在、患者1300名(入院中173名(うち重症5名)、退院633名、死亡41名、ホテル療養24名、療養終了373名)。また、無症状病原体保有者193名(入院中17名、退院77名、死亡5名、ホテル療養17名、療養終了67名)であります。

 緊急事態宣言が解除されたことにより、社会経済活動が再開される一方、ワクチンや特効薬がないことから、今後も拡大が懸念されるのであります。そのことから、感染拡大の第2波、第3波に備えることが、今重要であり、息の長い対策が肝要になってまいります。

 このような今まで経験したことのない未曽有の危機を乗り越えていくためにも、国との連携のもと、我々議会として、また議員として、しっかりと責任を持って感染拡大防止に取り組んでまいります。県民の皆様の命を守ることを第一に。

 結びに、新型コロナウイルス感染症との闘いの最前線で昼夜を問わず働いている保健医療関係者の方々に対し、深く感謝を述べるとともに、敬意を表します。

 また、県民の皆様のご健勝ご多幸を祈念し、併せてこの9月議会で質問させていただきますことをお伝えし、県議会報告とさせていただきます。

阿部 紘一

県議会レポート