政策課題は2025年問題
皆さま、お元気ですか。本日は私のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。ロシアのウクライナ侵攻により、尊い命が犠牲になっておりますこと、大変心が痛みます。一刻も早く平和な世界に戻り、世界の至る所で子供たちの明るい笑い声が聞こえてくる時がくることを強く祈念します。
ユネスコ憲章の前文に「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」とあります。世界のトップリーダーは、しっかりとこの大切な意義を今一度心に刻まなければならないと考えます。特にプーチン大統領にはこの言葉を心にとめて頂きたいと思います。
また、何のために外交があるのか、関係当局のトップリーダーには、しっかりと外交力を発揮して、平和解決に努力して頂きたいと考えます。私ども地方議員としてやるべきことは、やらせて頂きたい。世界の恒久平和実現のために。
さて、4月1日より令和4年度事業が始まりました。前回4月1日発行の私のホームページでもご報告しましたが、千葉県の一般会計当初予算は、約2兆1700億円であり、そのうちコロナ対策関係は約3350億円となっており、全体の約15%を占めています。借金といわれる県債残高も計算上、県民1人当たり約49万4700円であります。
コロナから県民の尊い命と健康をお守りすることが県行政の最優先課題と考えれば、それは当然の予算計上であり、妥当だと考えます。政治の目的は、国民の命と健康をお守りすることであるからです。
また、私が強い関心を持っている政策課題は、2025年問題であります。これからの3年間、すなわち2025年には、団塊の世代が75歳を迎えることになり、日本が更なる「超高齢社会」に突入する訳であります。医療や介護などの社会保障を揺るがしかねない、また、我々の身近なライフサイクルや生活にも直結する問題の到来ということになります。
参考までに、内閣府公表の令和元年度版の高齢者社会白書によれば、2025年には75歳以上の後期高齢者人口は、2180万人になると予測され、これに65歳~74歳の前期高齢者人口1497万人を加えると、3600万人以上となり、日本の総人口1億2254万人の約30%がいわゆる高齢者になるとのことです。
また、65歳以上の高齢者を、生産年齢といわれる15歳~64歳の人口が支える割合は2・0人、つまり現役世代が2人で1人の高齢者を支えることになるといわれています。そして、労働者不足の問題も生じてまいります。そうなりますと、社会保障費のバランス崩壊が起こることにもなります。
また、医療・介護業界にも多大な影響が生じてまいります。併せて医療費の問題も深刻になります。診療報酬の見直しも図られてきますでしょうし、介護サービス利用者が増えると、介護保険制度に必要な介護費用財源の確保が課題となります。
以上のようなさまざまな課題を考えますと、2025年問題への対応策をしっかりと国、地方が連携、協力しながらその準備をハード・ソフト面において整えていかなければならないと考えます。
どうぞ、県民の皆さまからもご意見をお寄せいただければ幸いです。
それでは皆さまお元気で。また私のホームページでお目にかかりましょう。
阿部 紘一
- 令和6年10月1日 9月議会から報告
- 令和6年9月1日 9月補正予算の概要
- 令和6年8月1日 6月定例県議会は閉会
- 令和6年7月1日 最近の主だった県政の動き
- 令和6年6月1日 党役員人事と6月議会
- 令和6年5月1日 新年度に入り、心新たに
- 令和6年4月1日 令和6年度当初予算案を可決
- 令和6年3月1日 新年度当初予算案について
- 令和6年2月1日 間もなく2月議会が開会
- 令和6年1月1日 多様性尊重条例を可決承認
- 令和5年12月1日 「多様性尊重条例」で議論
- 令和5年11月1日 最近の世界情勢に思う
- 令和5年10月1日 台風13号の被災地を現地視察
- 令和5年9月1日 9月議会の提出予定案件について
- 令和5年8月1日 自民党県連幹事長としての覚悟
- 令和5年7月1日 自民党幹事長に就任のごあいさつ
- 令和5年6月1日 臨時県議会が開催されました
- 令和5年5月1日 これから公約実現に粉骨砕身
- 令和5年3月1日 議員としての任期満了へ
- 令和5年2月1日 新年度当初予算案を審議へ
- 令和5年1月1日 新年ごあいさつ並びに12月補正予算
- 令和4年12月1日 議員の任期満了を迎えて
- 令和4年11月1日 9月県議会での執行部の答弁
- 令和4年10月1日 10月4日午前中に県議会に登壇
- 令和4年9月1日 9月議会での私の質問内容
- 令和4年8月1日 9月議会に登壇します
- 令和4年7月1日 9月議会で質問する予定です
- 令和4年6月1日 新規コロナ感染者数は減少傾向
- 令和4年5月1日 政策課題は2025年問題
- 令和4年4月1日 県民視点の確かな新年度予算
- 令和4年3月1日 新年度予算案について
- 令和4年2月1日 オミクロン対策で思うこと
- 令和4年1月1日 新年ご挨拶
- 令和3年12月1日 12月議会が開会
- 令和3年11月1日 9月県議会での私の質疑応答要旨
- 令和3年10月1日 9月議会での私の挨拶
- 令和3年9月1日 9月30日、一般質問に登壇予定
- 令和3年8月1日 県民の命と健康を守る視点から
- 令和3年7月1日 6月補正予算の主な施策など
- 令和3年6月1日 新たなコロナ感染防止対策
- 令和3年5月1日 新知事を迎えて臨時県議会
- 令和3年4月1日 新体制には「是々非々」で
- 令和3年3月1日 コロナのワクチン接種が始まる
- 令和3年2月1日 コロナ対策と2月県議会
- 令和3年1月1日 年頭のごあいさつ
- 令和2年12月1日 12月補正予算案について
- 令和2年11月1日 9月県議会でコロナ対策を質問
- 令和2年10月1日 9月議会で一般質問に登壇
- 令和2年9月1日 コロナ対策で一般質問(9月議会)します
- 令和2年8月1日 コロナ禍の第2波、第3波に備えて
- 令和2年7月1日 6月議会も間もなく閉会へ
- 令和2年6月1日 6月補正予算は新型コロナ対策中心で
- 令和2年5月1日 新型コロナ対策等で臨時議会開催
- 令和2年4月1日 新型コロナウイルスの千葉県の対応
- 令和2年3月1日 千葉県の新年度予算案について
- 令和2年2月1日 今回の台風被害を教訓として
- 令和2年1月1日 新春のご挨拶
- 令和元年12月1日 令和2年度重点施策について
- 令和元年11月1日 9月議3での私の重要な質疑内容
- 令和元年10月1日 10月4日の一般質問に登壇
- 令和元年9月1日 子供たちの健康と学力向上を願い
- 令和元年8月1日 移動政調会で要望への回答
- 令和元年7月1日 臨時議会で議長のお役目を果たす
- 令和元年6月1日 児童虐待防止緊急対策を実施へ
- 令和元年5月1日 臨時県議会を前に
- 平成31 年4月1日 これからも初心忘れず
- 平成31 年3月1日 任期4年最後の議会にあたり
- 平成31 年2月1日 新年度予算についてご報告
- 平成31 年1月1日 新年に当たっての決意
- 平成30 年12月1日 平成31年度重点事業の概要について
- 平成30 年11月1日 9月議会で一般質問しました
- 平成30 年10月1日 9月議会の一般質問に登壇
- 平成30 年9月1日 9月定例県議会に登壇予定
- 平成30 年8月1日 西日本の豪雨災害に思う
- 平成30 年7月1日 6月県議会が開催中です
- 平成30 年6月1日 新年度は正念場の年
- 平成30 年5月1日 国政の動きを憂う
- 平成30 年4月1日 千葉県政の抱える現状と課題
- 平成30 年3月1日 2月定例県議会の一般質問に登壇
- 平成30 年2月1日 2月議会で一般質問の予定
- 平成30 年1月1日 新年の私の決意
- 平成29 年12月1日 12月県議会の議案について
- 平成29 年11月1日 商工労働常任委員会での私の質問
- 平成29 年10月1日 9月県議会が開会中です
- 平成29 年9月1日 熊谷市長との懇談会で要望
- 平成29 年8月1日 国政の失態を顧みて思う
- 平成29 年7月1日 6月議会で一般質問いたしました
- 平成29 年6月1日 6月県議会の開催に当たって
- 平成29 年5月1日 12月議会での私の質問から
- 平成29 年4月1日 卒業式の季節です
- 平成29 年3月2日 東京都政に思う
- 平成29 年2月1日 2月定例県議会が開会
- 平成29 年1月1日 12月県議会で質問しました
- 平成28 年12月1日 アメリカ大統領選の結果を懸念
- 平成28 年11月1日 皆さまに「開かれた県政」を
- 平成28 年10月1日 9月議会本番です
- 平成28 年9月1日 4年後は2020年の東京五輪
- 平成28 年8月1日 相模原市の凶悪事件に思う
- 平成28 年7月1日 アベノミクス効果についての質疑
- 平成28 年6月1日 6月県議会が開催
- 平成28 年5月1日 熊本大地震に学ぶこと
- 平成28 年4月1日 議案成立までの審議過程を紹介
- 平成28 年3月1日 来年度(28年度)予算案の概要について
- 平成28 年2月1日 国の新年度政府予算案について
- 平成28 年1月1日 年頭に当たっての所感
- 平成27 年12月1日 12月県議会一般質問に登壇します
- 平成27 年11月1日 9月県議会のご報告
- 平成27 年10月1日 9月補正予算の主な事業内容について
- 平成27 年9月1日 8月の平和祈念に思う
- 平成27 年8月1日 指定廃棄物問題と安保関連法案
- 平成27 年7月1日 今後4年間の任期に当たり
- 平成27 年6月1日 依然厳しい県財政
- 平成27 年5月1日 お礼のごあいさつ
- 平成27 年3月10日 平成27年2月定例県議会閉会に伴う議長あいさつ
- 平成27 年2月1日 優先課題は地方創生
- 平成27 年1月1日 県政への決意
- 平成26 年12月1日 衆議院の解散・総選挙について
- 平成26 年11月1日 10月の議長公務を紹介します
- 平成26 年10月1日 9月、10月の議長日程を公開
- 平成26 年9月1日 8月の議長出席の公務を紹介
- 平成26 年8月1日 議長報告
- 平成26 年7月5日 議長就任のあいさつ
- 平成26 年6月1日 県の新年度予算に思う
- 平成26 年5月1日 医師・看護師の人材確保に向けて
- 平成26 年4月1日 桜の季節に!
- 平成26 年3月1日 新年度の千葉県予算に思う
- 平成26 年2月1日 この1年の私の抱負
- 平成26 年1月1日 「中身の見える開かれた県政」の実現目指して
- 平成25 年12月1日 「千葉県議会スポーツ振興議員連盟」が発足
- 平成25 年11月1日 議員報酬を「県議会リポートで」公開します
- 平成25 年10月1日 敬老の日に思う
- 平成25 年9月1日 千葉県の行政改革・財政健全化計画について
- 平成25 年8月1日 自民党県議会議員会長を拝命しました
- 平成25 年7月1日 東京都議選の結果に思う
- 平成25 年6月1日 千葉県の今後の政策課題について思う
- 平成25 年5月1日 県民ニーズにあった県行政の実現を!
- 平成25 年4月1日 森田知事123万票で再選
- 平成25 年3月1日 2月県議会が閉会しました
- 平成25 年2月1日 2月定例県議会を迎えて
- 平成25 年1月1日 安倍新政権に期待します
- 平成24 年12月1日 衆議院総選挙を迎えて
- 平成24 年11月1日 国民不在の政治に思う
- 平成24 年10月1日 自民党新総裁に期待する
- 平成24 年9月1日 雑感
- 平成24 年8月1日 民主党政権に一言
- 平成24 年7月1日 政治への信頼の回復に向けて
- 平成24 年6月1日 6月定例会を迎えて
- 平成24 年5月1日 被災後の状況について
- 平成24 年4月1日 千葉県の新年度予算について
- 平成24 年3月1日 2月定例県議会〜代表質問を終えて〜
- 平成24 年2月1日 2月定例会を迎えて
- 平成24 年1月1日 新年のごあいさつ
- 平成23 年12月1日 「今、この時期に思うこと」
- 平成23 年11月1日 9月定例県議会を終えて
- 平成23 年10月1日 復興に向けて
- 平成23 年9月1日 新総理に一言!
- 平成23 年8月1日 6月定例県議会〜代表質問を終えて〜
- 平成23 年7月1日 6月県議会での代表質問について
- 平成23 年6月1日 政治に賭ける熱いを
- 平成23 年5月7日 1日も早い被災地の復興を
- 平成23 年3月1日 任期最後の議会
- 平成23 年2月1日 最後まで全う
- 平成23 年1月1日 年頭所感
- 平成22 年12月1日 12月定例県議会を迎えて
- 平成22 年11月1日 私の意見を一言
- 平成22 年10月1日 9月定例会を終えて
- 平成22 年9月1日 9月定例会を迎えて
- 平成22 年8月1日 新たな決意で臨みます
- 平成22 年7月1日 議員報酬削減案を可決
- 平成22 年6月1日 6月定例会を迎えて
- 平成22 年5月1日 6月議会で議会としての責任に決着を
- 平成22 年4月1日 県議会の良識を問う