県政報告

1日も早い被災地の復興を

(2011.5.7)

 さて、この度の東日本大地震は、1000年に一度といわれるマグニチュード9.0という大きなものであり、地震災害に加え、大津波によって東北地方から千葉県山武市までの太平洋沿岸地域は壊滅的な被害を受けました。また福島原発施設の爆発事故により、想定外の重大な国難となりました。そして、尊い命が犠牲になりました。千葉県にとっても、液状化現象や電車等の不通、携帯電話の不通、車の大渋滞、放射能の汚染、計画停電等数え上げれば我々の生命や生活に係わる大災害となりました。

 これからも、このような大地震がないとは限らない訳でありまして、いつ何どき大震災があっても、犠牲者や被災者を極力出さないように、一刻も早く国も地方も、防災対策の見直しを図り、想定外で生じたことも、一つの教訓として生かしていかなければと思います。また、政局に時間を費やすのではなく、与野党が一致協力して一刻も早く被災された方々が元の生活に戻れるように生活再建を含め、ライフラインの復旧、仮設住宅の設置、将来の街づくり(安全・安心な)のビジョンにそって、復興に努めていかなければと思います。

 統一地方選挙(千葉県議選挙)は、東日本大震災の異常な状況の中で行われましたので、悲痛で、厳しい思いをされている方々のお気持ちを少しでも共有させていただきたいとの思いから、私もできるだけ街宣車による街頭宣伝活動も住宅地内では控え、携帯のハンドマイクで粛々と歩かせていただきました。また、選挙戦最中の4月6日からは、1時間前倒しで午後7時をもって選挙活動を終了いたしました。

 この度の県議選(千葉市稲毛区選挙区)で、私は29,936票という得票をたまわりました。皆さまの尊いお気持ちを大切にして、これからも初心を忘れず、誠意をもって正直に県政に取り組まさせていただきます。そして、子供たちや孫たちに自慢のできる千葉県づくりに励んでまいりますことをお誓い申し上げ、新たな任期に当たっての私のあいさつとさせていただきます。

県議会レポート