県政報告

12月議会での私の一般質問と答弁

(2024.12.1)

 皆さまお元気ですか。厳しい寒さが到来いたしますので、どうぞお体ご自愛下さいませ。

 本日は私のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。ただ今、議会中ですので、私の一般質問のうち要所要所を取り上げさせて頂きます。自民党千葉県連の要職(幹事長)を仰せつかり、党務に日々追われ、そのようなこともあり、私の今回の11月29日の質問は、約2年ぶりになりました。

 この間、私に寄せられたいくつかの課題のうち、命や健康に係る質問をさせて頂きました。以下、私の質問と執行部の答弁です。詳細については、「千葉県議会12月定例会」の県のホームページないしは私のホームページ(来年1月29日発行予定)をご覧賜れば幸いです。

 以下、質問者は阿部紘一です。

質問① 知事はこれまでの任期を振り返り、現在の心境はどうか。

知事答弁:千葉県としてのメリットはもとより、我が国全体の将来にとって、改善が必要な課題について、国に対し県独自の提案、要望や全国知事会等を活用した働きかけを行うほか、他の都道府県を巻き込んでの問題提起を、時期を捉えて行ってきた。また、千葉県と我が国の将来の発展を見据えて、県民そして国民にとって安心して生き生きと生活していける社会づくりに取り組んでまいります。

質問② 県においては看護職の意向を、どのように政策に反映させるのか。

部長答弁:看護協会等と連携を密にするとともに、医療審議会等の各種会議において、看護職の方を委員とするなど積極的に意見を伺い、政策立案に取り組んでまいりたい。

質問③ 本年4月から新たな災害支援ナースの取り組みが変更されたが、それに対する取り組み状況はどうか。

部長答弁:県では昨年度末から制度の周知など、準備に取り組んできたところであり、現在までに38の医療機関と協定を締結し、当該医療機関で130人の看護師が災害支援ナースとして登録されている。今後とも、発災時に迅速な調整を行えるよう、平時から関係機関との連携強化に努めてまいりたい。

質問④ 医師の時間外労働時間の更なる短縮に向けて、県はどのように取り組んでいるのか。

部長答弁:医療機関の要望を踏まえ、9月補正で約17億円を計上し、医療機関に対する支援制度を拡充した。引き続き、助成制度を活用し、医療機関からの個別相談にも丁寧に対応しながら、医師の働き方改革の推進と地域の医療体制の維持の両立に向けて取り組んでいく。

質問⑤ 地域包括ケアシステムを支える人材の確保に向け、どのように取り組んでいるのか。

部長答弁:生産年齢人口の減少が加速することが見込まることから、医療・介護・生活支援などが一体的に提供される地域包括ケアシステムを支える人材を確保することは、今後ますます重要である。このため、医師や看護職員、介護福祉士等を目指す方々への修学資金の貸し付けなどにより、就学促進はもとより、離職した有資格者への職業紹介や就職相談を実施し、職場復帰や再就職の支援をしている。今後も地域で高齢者を支える人材がやりがいを持って働き続けられるよう、取り組んでいく。

 以上をもって、私の議会報告と致します。本年もあと僅かとなりましたが、迎えます新年が皆さまにとって素晴らしい年となりますようご祈念申し上げます。

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