県政報告

西日本の豪雨災害に思う

(2018.8.1)

 皆様、厳しい暑さが続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。

 まず、このたびの西日本豪雨によって尊い命を犠牲にされた方々に心からのお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。

 これからも猛暑日が続くようでございますので、冷房の積極的な使用など熱中症対策を図っていただき、かけがえのない生命(いのち)を守っていただきたいと思います。私どもは、東日本大震災や阪神神戸大震災等、数々の教訓や経験から今後「想定外があってはならない」を合言葉に、行政、住民、関係団体が連携・協力しながら震災対策、減災対策、河川・治水対策に取り組んでまいりました。

 しかし、その後も尊い命を犠牲にしてしまったり、大きな災害を招いてまいりました。もっともっと真剣にしっかりと対策を図っていかなければと思いました。

 そこで、千葉県の防災対策を今一度検証してみました。6月議会でのわが党の代表質問で、防災対策について「自助、共助の取り組みを促進するため、県はどのような対策を講じているのか」とただしました。以下は、高橋副知事の答弁です。

 「千葉県では、本年4月に防災ポータルサイトをリニューアルし、自助に役立つ情報を容易に入手できるよう、スマートホン表示に対応するとともに、県民一人ひとりが自ら行動できるよう、学びのコンテンツ『じぶん防災』を新たに設けたところです。

 また、岩手県での河川氾濫や熊本地震の教訓を踏まえ、災害時に地域住民が互いに助け合い、行動できるよう、各種防災訓練の中で高齢者等、自力で避難することが困難な方々への支援や、自主防災組織による避難所運営など、共助の取り組みにも力を注いでいるところです。

 今後とも、防災情報発信の充実や、さまざまな実効性のある訓練を通じた住民相互の連携の充実、強化など、自助・共助の促進に向けた取り組みを進め、地域防災力の向上を図ってまいります」とのことであります。

 この副知事答弁は、立派な内容でありますが、いかにも抽象的であり、今後、どう具現化していくのか、どう具体的な行動を起こしていくのかが大切な課題であります。

 我々、議員の務めとして、いつ起こるか分からない大地震等の自然災害に対して、遅れをとらないように、しっかりと執行部と連携しながら、万全の準備をしていかなければと思います。

 本日(7月26日)、この原稿を書いておりますが、ちょうどこの日は自民党千葉県連の移動政調会であり、各県下から寄せられた国、県への要望に対しての回答や協議の場であります。しっかりと会議に臨んでまいりたく思います。

 どうぞ皆様、厳しい暑さがこれからも続きますが、お体ご自愛くださいませ。また、来月私のホームページを通してお目にかかりたいと思います。

 ありがとうございました。

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