県政報告

安倍新政権に期待します

(2013.1.1)

 新年明けましておめでとうございます。

 皆さまにはお元気で、輝かしい新春をお迎えのことと存じます。本年もなにとぞ、皆さま方の温かいご指導を心よりお願い申し上げます。

 さて、昨年は急きょ衆議院選挙が行われ、我々も大変驚かされたのでありますが、地方議会(12月議会)の予定された日数まで短縮され、4日間の通常の常任委員会の日程を、1日ですべて終わらせてしまうということになりました。地方議会にまで影響を及ぼすことは甚だ問題であり、地方議会の軽視につながるもので、今後、一考を要する問題だと思います。
さて、選挙の結果、3年3ヵ月続いた民主党政権も終わりを告げ、自公連立として第2次安倍内閣が発足しました。安倍首相は、就任後の記者会見で「1日も早く結果を出すことで信頼を得たい」と強調されました。

 デフレからの脱却、震災復興、原発政策、TPP、外交の建て直しなど、日本が直面する難題が山積しています。政治主導とは一線を画し、官僚機構を使いこなして、真の豊かな日本国の建設に粉骨砕身努力していただきたいと思います。
また、社会保障と税の一体改革については、自公民との3党合意を大切に取り組んでもらいたいと存じます。国民不在の、今までのような迷走に次ぐ迷走といった政治は、二度と繰り返してはならないのであります。

 結びに一言、県議会に触れさせていただきます。3月に、4年に一度の知事選挙(3月17日)が執行されます。その関係で、2月議会は例年より早く、1月24日が招集日となり、2月22日閉会となります。その間、予算委員会が3日入り、代表質問は1月30日ですが、党を代表して私が質問をさせていただきます。

 ほぼ9割方が骨格予算であり、残り1割約1500億〜1600億円が政策的経費というところでしょう。党として、その中に福祉、教育、環境、中小企業施策等、知事に対して主張し、要望してまいる所存です。

 本年も皆さま方の温かいご指導を心よりお願い申し上げます。

県議会レポート