県政報告

新年度に入り、心新たに

(2024.5.1)

 本日は私のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

 令和6年度の事業も、この4月から始まりました。熊谷知事、神谷千葉市長にとっては、1期目の4年間の最終年度であり、3年前の選挙戦で訴えられた公約を実現するための大切な年度であります。

 そのようなことから、少々インパクトがありますのは、昨年12月の県議会で県が提出した「千葉県多様性尊重推進条例」が可決承認されたことです。これは、熊谷知事の公約の一つでもありました。

 また、県は「千葉県困難な問題を抱える女性支援計画」を策定しました。これは、この4月1日に「困難女性支援法」が施行された法律に基づき、都道府県に義務付けられたものであります。早速、令和6年度一般会計当初予算として、その支援事業に3500万円が計上されました。大変大事な法律であります。

 この支援の対象は、貧困やDV、性被害、家族関係の破綻などで苦しむ女性であります。県営住宅への入居条件についても緩和すべく、6月議会で提案される予定であります。

 このように社会的に弱い立場の方々に暖かく行政(県)として接していく、その首長としての政治姿勢は立派なことだと私は思います。

 その他として、私ども、ちば自民党は本年2月に京葉線、外房線、内房線の快速など通勤快速のダイヤ改正を再考し、地域住民の利便性を確保するよう、(株)東日本旅客鉄道千葉支社長に申し入れを致しました。知事も神谷市長も早い時期から申し入れをされております。JRのダイヤ改正は、地域への人口流入をはじめとする都市の発展を阻害する要因にもなりかねないのであります。

 まだまだ皆さまにご報告事項が多くありますが、何とぞ、私の3月27日発行の県議会リポートを、千葉県議・阿部紘一のホームページ上でご覧頂ければ幸いです。

 結びに、岸田自民党総裁の皆さまへのお詫びのご挨拶となりますが、我が党の政策集団(派閥)の政治資金パーティーにおいて、政治資金規正法違反の不透明、不適切な処理がなされ、党所属国会議員の逮捕をはじめ今回の一連の事態が生じましたことに対し、党総裁の立場から「党として真摯に反省するとともに、国民に深くお詫び申し上げます」とのことであります。

 私ども、地方議員も同じ気持ちであり、あってはならない事実関係を重く受け止め、初心を忘れず、今後も「国民のための政治」が貫かれますよう、自民党改革、政治改革に微力でありますが、同志とともに努力して参りますことを皆さまにお誓い申し上げ、私の県政報告とさせて頂きます。

県議会レポート