県政報告

熊本大地震に学ぶこと

(2016.5.1)

 本日は私のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

 先ずは、熊本県を中心とする大地震が発生し、尊い命を犠牲にされた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 政府には全力を挙げて、人命救助に取り組んでいただきますともに、被災された方々が一刻も早く従前の生活に戻れますよう、復旧・復興に努めていただきたいと思います。

 私どもも、地方の一議員として、被災された方々の悲痛な心に寄り添い、今、何が我々としてできるか、真剣に考慮中であります。

 また、今回の大地震において、予想外のことも報道を通じて知りえました。大きな地震、それは前震でありましたが、ある病院では、前震後に医療・看護体制を緩めてしまった中、本震がきました。そのために前震の時のように、完全な体制が整わず、その上、自家発電機も使用できず、緊急患者を受け入れることができなかったそうです。

 また、救援物資が多数保管倉庫に届けられていても、それが現場には十分届けられないなど、あるいは透析患者に対して対応ができないなど、数え上げたらきりがないほど、いろいろな問題、課題が生じました。

 5年前の東日本大震災の想定外だった問題や課題に今日まで取り組み、対策や対応をしっかり検討したはずですが、いざ今回の大地震が発災すると、また新たな課題や問題が生じるのであります。私ども議員も執行部(行政)と日ごろから知恵や英知を結集して、万全の研究・準備を積んでおかなければならないと感じました。

 結びに、安倍首相は4月24日の非常災害対策本部会議で、熊本地震の被災者支援などに充てるため、2016年度補正予算案を編成する見通しとなりました。人命救助第一、被災者の方々の生活や暮らしをしっかりお守りする、党派を超えてその1点に、我々は皆協力して行動することをお誓いして、私の県政報告とさせていただきます。

県議会レポート