県政報告

熊谷市長との懇談会で要望

(2017.9.1)

 皆さま、お元気ですか。まだまだ厳しい暑さが続きそうですので、どうぞお体をご自愛くださいませ。

 さて、6月議会での私の一般質問は、県議会のホームページから、議会中継(録画)でご覧いただければ幸いです。(質問日は6月28日)

 また、8月28日に熊谷市長から、県市間の課題について協力要請があり、以下の通りです。

  1. 千葉市下水道事業の状況について
  2. 幕張新都心及び浜辺の活性化について
  3. 航空機騒音の改善について

 我々、千葉市選出県議は、全員が協力させていただく決意を申し上げました。

 その他の件で、私から1件の確認と要望2件を申し上げました。

(1)千葉市中央区の東京電力管理地への「放射能指定廃棄物の最終処1場設置」の件について、熊谷市長が従前から受け入れ拒否を示しているが、これからもその方針を貫いてほしいと質問したところ、その方針に変わりはないとの明快な回答をいただきました。

(2)千葉都市計画事業として「検見川稲毛土地区画整理事業」の更なる進捗を要望しました。
毎年、毎年予算が削られ、平成27年度、28年度は総事業予算が各3億円となり、1昨年は、建物移転が3戸、今年度は4戸の予定であり、まだ現在残された総事業費は約80億円であることを考えますと、昭和59年度の都市計画決定から最終完成年度まで60年も経る予定であります。

 今まで市税を納め、市政発展に協力してこられた方々は、30年以上事業に関わり、いまや80歳を超える高齢者となり、この先々見通しが立たない中、夜も眠れず不安な毎日を送っております。新規の開発も結構ですけれども、しかし、このような方々にも行政の温かい光を当てていただきたいと思います。これについても市長には温かいご理解を答弁でいただきました。

 最後の要望は、「JR稲毛駅東口街づくり協議会」への市の協力要請をお願いいたしました。

 稲毛駅前東口の交通渋滞等、いまやラッシュ時においては、パニック状態です。しかも、旧たばこ産業跡地のイオンの大規模商業集積を含めた新しい開発が予定されています。稲毛駅東口周辺が、名実ともに稲毛区の表玄関と言えるには、駅前の再開発事業も考慮したコンパクトシティー的な街づくりが期待されなければなりません。

 そこで、商店街が中心となって3年ほど前にJR稲毛駅東口商店街振興組合を設立し、地権者全員のご出席をいただいて、先日、街づくり協議会が発足いたしました。今後、再開発事業を視野に新しい街づくりに取り組んでまいりたいとのことについても、市長からよい回答をいただきました。

 地域間競争がますます激しくなる中、駅前や商店街が地盤沈下しないためにも、また、子供や孫たちにも自慢のできる地区であるためにも千葉市の協力は欠かせない事業であります。

 以上のように大変有意義な市長との懇談でした。紙面の関係で結びとしますが、次回9月議会は、9月14日から10月11日まで開催されます。皆さまの代理人として、しっかりと職務を果たして参りたいと思います。

 以上で、県政報告とさせていただきます。

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