県政報告

12月県議会一般質問に登壇します

(2015.12.1)

 皆さま、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。本年もあと1ヵ月となりました。大変せわしない気持ちになってまいりました。

 さて、12月定例県議会は、11月25日招集され、12月18日閉会の予定です。今日は、私の1年半ぶりの一般質問の概要についてお知らせいたします。質問日は12月8日一般質問最終日の最後です。テレビ中継はありませんが、1月の私の県議会リポート(新年号)で詳しくご報告させていただきます。

 まず、質問の冒頭で次のようなことを申し上げ、知事の政治姿勢につてお尋ねします。

 「森田知事には日ごろから、剣道一直線の如くファイト精神をもって県政発展にご尽力いただいておりますことに、私も元気をいただきますし、いつも変わらぬその姿勢には大変頭が下がりますとともに、心より敬意を表します。

 さて、本日は知事並びに執行部の皆さまに厳しい質問や意見を申し述べますが、これも県民から寄せられた県政の課題を結実させるため真剣勝負でまいりますので、執行部にはしっかりと受け止めていただき、知事並びに部局長には県民が納得できる明快な答弁をお願いいたします。それでは、通告に従い質問に入らせていただきます。まずは、知事の政治姿勢について伺います。

 県政の課題は、山積しております。次の世代を担う子どもたちや孫たちにできる限り借金を残さず、限られた財源でしかもプライオリティーの中でやらなければならない重要な課題があります。

 世界のスポーツの祭典といわれるオリンピック・パラリンピックは歓迎いたしますけれども、ただ1点心配なのは、そこに目を奪われ重要な政策課題への対応を見誤ることがあってはならないのであります。沈着冷静にこれからの5年間、県行政が取り組む政策と県民の政策ニーズにミスマッチが生じてはならないと思います。それは財政にも言えることであり、財政のしわよせがあってはならないのであります。地方政治の主役は県民であり、あらゆる施策、事業は、生活者を起点として展開されることが地方自治の原則だと思うからであります。そこで知事にお尋ねします」

1.知事の政治姿勢について

 (1)東京オリンピック・パラリンピックをどう県民のために生かしていくのか。また、県民にとっての重要な施策課題の執行に財政面も含めて支障を生じさせることはないのか。

 (2)東日本大震災からの復旧・復興は、計画通り進められているのか。

2.子ども子育て支援新制度について

 (1)待機児童対策について

 (2)新制度開始に当たり、私立幼稚園から認定こども園に移行した施設数とその割合、認定を辞退し、私立幼稚園と民間保育所に戻った認定こども園の数はいくつか。また、辞退の理由は何か。

 (3)県では、私立幼稚園の認定こども園への移行を促進するため、どのような支援を行っていくのか。

3.看護師確保対策について

 (1)千葉県保健師等修学資金貸付制度の現在の貸付枠の状況はどうか。

  (2)千葉県保健師等修学資金の貸付額は、最高月額1万8千円であり、全国最下位であるが、全国平均程度まで引き上げる考えはないのか。

4.訪問看護の推進について

 (1)看護学生の実習を受け入れている訪問看護ステーションへの支援をどう考えているのか。

5.耐震対策について

  (1)平成27年12月末までに診断結果を行政庁に報告しなければならない大規模建築物はどの位の数か。また、現在12月に入ったが、現時点で何件報告があったのか。

 (2)診断結果が公表されるということだが、どういう方法で、また事業所名も公表されるのか。

 (3)耐震診断義務付け対象である旅館・ホテルなどの大規模建築物に対して、県はどのように支援していくのか。

6.くい工事のデータ流用等の問題について

 (1)その後、旭化成建材が関係する168件のうち23件以外の施工データの流用等は判明したのか。また、ジャパンパイルでの県内施設での流用はあったのか。

 (2)今後の対応等について、データ流用等があった建築物について、特定行政庁は建築主や元請施工あるいは建築物の所有者等に対し、不具合や安全性の確保や是正措置への協力等報告や指導をすることになっているが、県は今後、国から詳細な情報が提供されるまで何もしないで待ちの姿勢なのか。

 (3)旭化成建材以外の業者がくい打ち工事を行った県有施設について、県独自で調査を行うべきと思うがどうか。

以上、今議会での私の一般質問項目とその概要について述べさせていただきました。ご意見がございましたら、お寄せくださいませ。

 それでは皆さま、お体に気を付けて良いお年をお迎え下さいませ。

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