県政報告

6月県議会が開催中です

(2018.7.1)

 皆様お元気ですか。本日は私のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。ただいま6月県議会が開催中でして、7月6日閉会予定です。

 

 執行部から提出された案件は、条例案11、その他8の合計19案件です。紙面の都合で限りがありますが、何点か申し上げれば、

  1. 介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の制定。
  2. 職員の特殊勤務手当てに関する条例の一部改正。これは大震災が発生した場合、警察職員や看護師、保育士等の特殊勤務手当てが国の人事院規則の改正により見直されました。
  3. 地方税法等の一部を改正する条例の制定については、県たばこ税について税率の引き上げを行う。
  4. 千葉県男女共同参画センター設置管理条例の一部を改正する条例の制定。これは従来の稲毛区天台6丁目から中央区都町2丁目へ所在地が変更される。
  5. 千葉県立高等学校設置条例の一部を改正する条例の制定では、市原高等学校と鶴舞桜が丘高等学校を統合し、名称を「市原高等学校」とする等であります。

他に、契約の締結2件、契約の変更3件、財産の処分2件等があります。

また今日、私が関心を寄せている課題として3点ほど申し上げます。

  1. 「受動喫煙防止対策」です。現在、国において法制化の議論がなされています。地方においては防止条例制定の動きもあり、すでに制定されたところもありますが、千葉県では現在、「飲食店等における喫煙環境を示す店頭表示」に取り組んでおり、国の議論を見守り、その結果をスムーズに導入するとのことであります。
  2. 「食品衛生法改正」に向けての国の動向として、いわゆるハサップの制度化が検討されています。これは東京五輪前に多くの外国人を迎えるに当たり、食の安全性に厳しく対処しようとするものであり、食品の品質、安全基準をグローバルスタンダード並みに厳しくしていくとのことで、平成31年4月から法律が施行されると聞いています。
  3. 「民泊サービス」の問題です。訪日外国人が2016年には2400万人、2020年には4000万人と予想されています。これを見越して、民泊サービスの活用に当たっては、公衆衛生の確保、地域住民とのトラブル防止、無許可で旅館業を営む違法民泊への対応を図るため、住宅民泊事業者に係る制度の創設がなされ、事業者は都道府県知事に届出をし、受理された後、監督を受けることになりました。管理業者は、国交大臣、仲介業者は観光庁長官への登録が必要になり、現在(6月時点)、県への届出申請は95件、受理は54件であります。

 紙面の都合で、簡略になってしまいましたが、稲毛区の方々には7月20日前後に新聞折り込みで「あべこう一県議会リポート」を発行する予定ですので、ご覧ください。また、稲毛区以外の方々には、千葉県議会あべこう一のホームページをご覧いただければ幸いです。

 それでは皆さま、お体をご自愛下さいませ。ありがとうございました。

県議会レポート