県政報告

9月議会の一般質問に登壇

(2018.10.1)

 皆さま、こんにちは。

 本日は私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。9月議会において、9月28日に一般質問の登壇機会をいただきましたので、その質疑について述べさせていただきます。

 紙面の関係で十分掲載できませんが、県議会のホームページから「県議会中継(録画)」をご覧いただければ幸いです。

(1)千葉県と千葉市の連携協力について……

 これは千葉市が政令市へ移行して26年経過していることから、自治体を取り巻く社会環境の大きな変化や、他県の政令市と比較しても、千葉市への県単独補助金が低水準にあることから、その不公平さを解消していただくよう要望しました。

  具体的に申し上げれば、40の補助金で本来であれば25億3000万円の補助金が交付されるところ、3事業で6億6500万円しか交付されず、政令市20市中、上から14番目で、市民一人当たりに換算すると、政令市平均の8386円を大きく下回り、千葉市は6177円であります。

(2)医療問題について……

 特に子ども医療費助成制度の拡充についてです。県は入院医療費の助成対象は、小学校3年生から中学校3年生まで拡充していますが、通院に対する助成範囲は、自治体が中学校3年生までであるのに対し、県は小学校3年生までと大きな隔たりが起きています。

 1期、2期目の森田知事の公約は、中学校3年生までと謳っており、また、県市長会から毎年度の県への要望であるにも関わらず、依然として実現されていないことについて県執行部をただしました。

 その他、概略になりますが、

※ひとり親家庭等医療費助成制度の問題……

 現物給付にすべきと要望しました。

※千葉県循環器病センター存続の可否……

 存続するとの答弁でした。

※看護師確保対策……

 これは看護職員が人口10万人対で全国ワースト3位で、十数年にわたりそこから脱却できないため、政策転換を求めました。

※職員の風しん対策……

 2020年オリパラ開催に関係する県職員への麻しん・風しんワクチンの接種確認を行ってほしいと求めました。

※いじめ防止に対する県の取り組み……

 全国のいじめ件数が27年度32万3143件、千葉県は3万1617件と全国最多のため、どのような取り組みをしているのか答弁を求めました。特にいじめ防止対策推進条例を踏まえて、各学校や市町村、県職員、保護者、地域、行政がその対策等にしっかり取り組んでいるのかどうかを検証させていただきました。

 さて、私どもの議員の任期もあと6ヵ月余りとなりました。この間、前回の自分の公約がどの程度達成できたのか、また、未達成の部分については、執行部に強く要望していく。その検証と執行部の説得、ご理解、ご協力をいただく大切な6ヵ月であります。

 今後とも、皆さま方の代理人としてのお役目をしっかりと果たさせていただきますことをお誓い申し上げて、私の県政報告とさせていただきます。

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