県政報告

国政の動きを憂う

(2018.5.1)

 皆さま、お元気でいらっしゃいますか。本日は、私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 2月県議会は、3月15日に閉会し次回の6月議会は、6月13日から7月6日までの予定です。議会前に執行部から提案される予定の議案が、我々議員に説明されますので、しっかりと議案に取り組み、慎重に審議してまいりたいと思います。

 さて、仲間のことに少々触れたいと思いますが、4月には我々とともに汗をかいてまいりました同志が、それぞれの市で首長選に挑戦いたしました。支援体制の一本化が図れず、市川市長選では、他党の推薦候補に敗れてしまいました。県知事にも信頼が厚い候補者であり、県政でも生活者の視点で一生懸命汗をかいてきた元県議でした。市や県、国にも太いパイプがあり、残念な結果でした。

 さて、国政に触れますと、新聞報道によれば、内閣支持率が日増しに低下傾向にあり、今や30%近くまで落ち込んでいます。財務省の決済文書の改ざんや、防衛省の日報問題等、公文書をめぐる不祥事、そして官僚によるセクハラ問題等後を絶たない状況であります。

 こうした一連の問題が、国民の政治不信を生じさせていると言えます。その上、国会では野党による審議拒否等で空転が長期化する傾向であり、政府・与党の一部から早期の衆議院解散に言及される始末です。先の衆議院選挙からわずか半年しか経過していない状況です。

 これら一連の動きは、与野党間の駆け引きに追われ、国民不在の政治が行われていると言っても過言ではありません。政治の貧困が、国民に指摘されてもいたし方ないと思います。ぜひ、私ども地方議員、国会議員共に、政治は誰のためにあるのか、初心に返って考えるときであります。

 結びに、皆さまのご健勝、ご活躍をお祈りし、私の県政報告といたします。

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