県政報告

新年度当初予算案について

(2024.3.1)

 皆さま、お元気ですか。本日は私のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。厳しい寒さともお別れし、春暖の季節となりました。卒業式や入学式に臨まれる学生さんには、それぞれ夢や希望をもって、力強く1日1日を大切に生きて頂きたいと思います。

 さて、2月定例県議会は3月15日閉会となりますが、少々早めに自民党の代表質問から、千葉県の新年度予算案に関連して、皆さまに関心のある事項について申し述べさせて頂きます。

(1)教育問題については
 教員の人材確保に向けて本県独自の施策として、県教育委員会は成績優秀な学生に貸与される日本学生支援機構の第一種奨学金を受けている学生が、本県の小中学校等の教員として採用された場合、奨学金の返済を支援する事業を令和6年度の当初予算案に計上しました。
 次に不登校児童生徒への県教育委員会としての取り組みは、中学生を対象に家庭等での学習支援のため、専任教員によるオンライン授業や学校とフリースクールの情報の共有等、一人ひとりの状況に応じた支援を推進するモデル事業に係る経費を6年度当初予算案に計上しました。

(2)次に、令和6年度当初予算案の編成についてですが、
① 産業、地域づくりの促進や社会基盤整備、中小企業支援の強化や農林水産業の生産性の向上による県内経済の活性化
② 子どもの学力向上や教員の多忙化対策、保育の質の充実などの教育、子育て施策の推進。
③ 多様性尊重条例の基本理念の理解促進や、あらゆる分野における施策の推進による多様性が尊重される社会づくりをはじめ、各分野にわたり未来への投資につながる事業が計上されました。

 次に空き家対策については、それを実施する市町村に対しては、財政的な支援や専門家の派遣などを実施するほか、さらに来年度から空き家等の除却に要する費用についても新たに支援を行うこととしております。

 紙面の関係で十分掲載することはできませんでしたが、詳細については県議会のホームページを見て頂ければ幸いです。

 知事にとりましては、1期目4年間の最後の1年になります。公約されました施策、事業についての総仕上げの大切な新年度となります。

 私ども議会を構成する議員としても、県民に有益な事業については、それなりの予算を計上して頂き、協力してまいりたく存じます。

 結びに、皆さまのご健勝とご活躍を心から祈念申し上げ、私の県政報告とさせて頂きます。

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