県政報告

9月議会の提出予定案件について

(2023.9.1)

 皆さまお元気でいらっしゃいますか。

 本日は、私のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。自民党千葉県連の幹事長を拝命して、はや2か月半が経過いたしました。政務活動と党務活動と二つのお役目をしっかり果たしてまいりたく、活動させて頂いているところです。

 さて、9月定例県議会は、9月13日に招集され、閉会日は10月11日となります。本日は開会前ですが、執行部から9月議会での提出予定案件について説明がありましたので、主なところをご説明申し上げます。

(1)条例等の一部を改正する条例の制定について

 ①地方公務員の育児休業等に関する法律に基づく育児部分休業制度は、未就学児童を養育する職員のみが対象とされていますが、仕事と育児の両立を一層促進するため、就学児童を養育する職員を対象とした部分休暇制度を新設するものであります。

  改正内容としては、小学校1年生から3年生までの子を養育する場合に、1日2時間を超えない範囲で取得できる「子育て部分休暇」を新設するというもの。施行期日は11月1日です。

 ②職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、厳しい採用状況が続いている獣医師職員を確保するため、獣医師職員の処遇改善を目的とした初任給調整手当を新たに創設するものです。月額3万円以内。令和6年4月1日施行期日となります。

(2)9月補正予算案の特徴について

 補正予算額は80億7100万円。現計予算と合わせた補正後の予算規模は、2兆2261億2400万円となります。

 そして、年度間の財源の調整を図り、健全な財政運営に資するため、令和4年度の決算剰余金の2分の1を財政調整基金に積み立てます。

 この補正予算案では、新型コロナ感染症の5類移行等により、社会経済活動が本格的に再開したことなどを踏まえ、設備導入を行う中小企業への支援や、観光振興、県産農林水産物の輸出活性化に向けた取り組みなどが実施されます。

 また、生態系や農業等への影響が懸念される「ナガエツルノゲイトウ」の防除対策などの喫緊の課題に対応するとともに、当初予算編成後の状況変化を踏まえ、必要な事業費を計上するとのことです。

 以上、紙面の関係で概略となりましたが、次回(10月1日)に予算案を入れて主な事業についてご報告申し上げます。ご理解下さいませ。

 結びに、残暑厳しい中でございますが、どうぞ皆さま、お身体ご自愛下さいませ。

 ありがとうございました。

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