県政報告

新年度は正念場の年

(2018.6.1)

 皆さまこんにちわ。本日は私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 千葉県の平成30年度の施策・事業も早や2ヶ月が経過いたしました。森田知事は、昨年3月の知事選で3期目の当選をされ、残り任期もあと3年となりました。現在、公約実現に向け全力投球されている政治姿勢は評価いたします。

 私ども議会も、執行部も本年度は正念場の年度であります。1つには、2020年の東京五輪開催に向け、ハード・ソフト面において、準備体制を整え、その成功に向け努力をしてまいらなければと思いますし、東京都の隣接県として与えられた役割をしっかり果たしていかなければならないと思います。

 また、東京五輪を打ち上げ花火のごとく、一過性で終わらせることなく、大いに子どもたちに夢や希望を与えるものにすること、千葉県の魅力を海外にアピールし、リピーターとして再び来葉されるようにすること、そして、わが県に経済波及効果を生むようにしなければならないと思います。

 2つ目は、成田空港の第2滑走路の延伸や、第3滑走路の協議等、周辺自治体や近隣市町村の理解と協力のもと、充実した話し合いの中、その実現に取り組んでいかなければならないと思います。

 3つ目は、圏央道の大栄〜横芝間の18・5キロについては、2026年度開通目標年でありますが、国の方もしっかり予算をつけていただいている中で、用地取得が順調に進めば、前倒しで2024年開通の運びとなります。併せて、この6月2日に東京外環道の県内市川市〜松戸市間の12・1キロが開通になります。これによって、関越道や湾岸線、東関道との連絡が図られ、成田空港や全国貨物取扱量2位を誇る千葉港を有するわが県にとって、経済、流通等あらゆる面で大きなメリットを生むことになります。

 最後に政策面で一言申し上げますが、この4月から総合計画の進行管理制度を見直し、政策評価に重点を置いた制度へ改善していただくことになりました。私にとって前からの重点事項でもあります。これによって、税金の無駄遣いをなくし、県の事業を県民の政策ニーズにマッチさせ、政策、事業(施策)の評価で検証と点検を行い、それを政策立案に生かしていくシステムの導入が図られることになりました。

 まだまだご報告したい点がありますが、紙面の関係でこの位にさせていただきます。どうぞ、皆さまお体をご自愛いただき、お元気でお過ごしくださいませ。

 私も今年度頑張ってまいりますので、皆さまのご指導をお願い申し上げます。

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