県政報告

6月県議会の開催に当たって

(2017.6.1)

 皆さまお元気ですか。本日は私のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

 知事選挙が3月にありました関係で、2月議会も例年より15日前後前倒しして開催され、3月1日に閉会しました。そして、4月17日に臨時県議会が開かれ、森田知事より所信表明がありました。

 そして、6月15日より議会が開催されます。予算も当初、知事選の関係で約1兆7千億円が骨格予算として計上され、この6月議会での補正予算で肉付け予算として約900億円が上程されます。

 そして、平成29年度から平成32年度までの4年間で「新 輝け!ちば元気プラン」の改定案に沿って、千葉県の目指す姿の実現に向けた総仕上げとしての新たな総合計画が始まります。

  この4年間の基本目標として3点を挙げ、

1つは、安全で豊かな暮らしの実現
1つは、千葉の未来を担う子供の育成
1つは、経済の活性化と交流基盤の整備

であります。

 それらは、12の政策分野にわたり、37の施策項目となり、177の主な取り組みとなります。

 ここで私が申し上げたいのは、これらの施策や取り組みの推進に当たっては、しっかりと政策評価を行うべきだと思うことです。その施策・事業が県民の政策ニーズにマッチしているのか、無駄な事業になってはいないのか、であります。

 当然、実施計画の政策評価として、計画・実施・評価・改善というマネジメントサイクルに基づき、評価や改善を次の施策展開に反映させるなどを図るのでしょうが、内部評価(自己評価)が主となりますので、評価に当たっては積極的な第3者評価(外部評価)の導入を強く希望するものです。

 常に県民(生活者)の視点でチェックする必要が不可欠であるからです。現在は、総合計画の進行管理という仕組みで千葉県は行っておりますが、これを見直していただいて、国や多くの自治体でも取り組んでおります政策評価制度の導入を図るべきだと思います。

 私はこの問題について、昨年12月の一般質問で岩手県への視察で勉強になった点を考慮に入れ、取り上げさせていただきました。また、6月議会でも一般質問をさせていただき、日ごろ皆さまから寄せられた課題等を取り上げさせていただきます。

 結びに、皆さまのご健勝、ご活躍をお祈りし、私の県政報告とさせていただきます。

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