県政報告

新年度予算についてご報告

(2019.2.1)

 皆さまにはお元気でお過ごしのことと拝察申し上げます。

 議員としての任期4年間を終わろうとしています。その任期最後の2月定例県議会は、2月7日開会、3月8日閉会で日程が決まりました。  先日、執行部から平成31年度の当初予算案について説明がありましたので、その概要についてご報告いたします。

 当初予算の規模は。1兆7608億4千5百万円で、前年度と比較して319億6千4百万円、1・8%の増となっています。

 歳入は、県税が地方消費税の税率の引き上げや、景気回復に伴う個人所得や企業収益の増加により、個人県民税や法人二税の増収が見込まれ、約172億円の増額が見込まれています。加えて地方譲与税については、約64億円の増を見込んでいます。地方特例交付金では、平成31年10月からの幼児教育無償化の財源として、臨時交付金約49億円を見込んだことから、約54億円の増となっています。

 また、歳出については、社会保障費が約163億円の増加であり、投資的経費については、道路ネットワークの整備等で142億円の増加となっています。千葉県ならではの予算としては、東京五輪大会に関連する県関係総経費(試算)について申し上げます。

 ご承知のとおり、幕張メッセを主たる会場として7競技、一宮町で1競技、合わせて8競技が開催されます。総予算は180億円の範囲内となる見込みです。具体的には、30年度までの執行見込み額63億円や31年度当初予算計上額78億円などを踏まえると、32年度までの執行見込み額は165億円となり、さらに今後の支出の上振れ等に対応する予備費として15億円を見込んでいます。

 このように、東京五輪の大会機運を醸成するとともに、千葉県の魅力を県内外に発信し、大会の成功に向けて県民一同力を合わせてまいりたいと思います。

 また、この東京五輪を一過性で終わらせるのではなく、大会後もレガシー効果が発揮され、多くの観光客が再び内外から千葉県へ来ていただけるよう、そういう魅力ある千葉県づくりを、開幕までの1年半を正念場として捉えていかなければと思います。

 県民の皆さまのご指導とお力添えを切にお願い申し上げ、私の県政報告とさせていただきます。

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