県政報告

東京都議選の結果に思う

(2013.7.1)

 皆さま、こんにちわ。本日は私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 さて、7月の参院選の前哨戦として注目された東京都議会議員選挙は、23日に投開票が行われ、私ども自民党は擁立した59人全員が当選を果たし、4年ぶりに都議会第1党の座を奪還しました。しかし、有権者の政権に対する支持が本物かどうかは、7月の参議院選挙で試されることになります。

 ただ、自民党の県議として私が思うことは、確かに今回の勝利は、「アベノミクス」に対する評価が高かったと言えますが、まだまだ期待先行であり、株価の1万円台回復や円高の是正など、景気回復の兆しがあるものの、実体経済はまだ改善されていないのが実情であります。4月から6月までの景気動向を見て、来年4月からの消費税の8%等、この10月に安倍総理が判断されるとのことですが、合わせて住宅ローン等の金利の上昇、公共料金の値上げ等、じわじわと国民への負担が増えてくるものと思います。

 しかし、安倍総理においては、今私が申し上げました点については、十分承知しているものと考えます。的確な、かつ国民所得や中小企業の受注機会が担保される実態経済が、明らかに改善されるよう安倍内閣に期待するものです。謙虚に、おごらず、国民の声に真摯に耳を傾け、国民に開かれた責任ある政党として、自民党はさらに努力していかなければならないと思います。

 さて、6月定例県議会は、7月2日で終わりますが、私ども、ちば自民党は、全議席の過半数を占めていることを考えますと、責任ある行動を議案等の採決においてもしなければと思います。一つひとつの議案を、県民の視点で考え、判断し、精査していく姿勢が望まれます。これからも市民、県民の皆さまとの信義を大切にしながら、皆さまの代弁者として努力してまいりますことをお誓い申し上げます。

県議会レポート