県政報告

指定廃棄物問題と安保関連法案

(2015.8.1)

 皆さま、お元気ですか。

  本日は、私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 6月議会も終わり、9月議会(招集予定日9月25日)までの間、地域のお祭りや盆踊り大会、そして懇談会への出席などを通じ、より多くの方々からご意見、ご要望をお聞きしているところです。

 特に、話題は2つのことが取り上げられております。1つは、指定廃棄物長期管理施設の候補地として、東京電力(株)千葉火力発電所の土地の一部が選定された件。もう1つは、国会で審議されている「集団的自衛権の行使を可能にする安保関連法案」です。いずれも、我々市民、県民、国民にとって重要かつ身近な問題であり、関心の高さが伺われます。しっかりとした国(政府)の説明責任が望まれます。

 指定廃棄物の保管施設の候補地として、千葉市中央区の東電千葉火力発電所の一部が選定されましたが、何度かの町内会や市民を対象とした説明会が開催され、千葉市町内自治会連絡協議会では、これに反対意向を示しております。それは選定手法すなわち4つの評価の観点及び基準の設け方のいずれも妥当でないため、候補地の選定について白紙に戻し、選定方法を改めた上で再度選定をし直す必要があるとの考え方を示しております。
最も妥当な考え方であります。

 また、国会での安保関連法案の問題ですが、安倍総理から国民に対してさらに丁寧な説明をいただき、活発な議論を重ねた上で国民の大多数のご理解とご支持をいただくよう努力してもらいたいと思います。

 各党それぞれの政策や考え方は多様でありますが、目的はただ一つ、お互いに共有できるものであります。それは、どこの国からも侵略されず、国の主権が守られ、それぞれの国民の生命や財産が保障される「恒久平和・世界平和」の実現であります。

 私どもも、地方議員の立場で精一杯議員としての使命を果たし、生活者の視点、国民の視点で政治をとらえてまいりたく存じます。

 絶えず、国民のさらなる幸せと世界平和のために。

阿部 紘一 

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