県政報告

新年ごあいさつ並びに12月補正予算

(2023.1.1)

 明けましておめでとうございます。

 皆さまには、お元気で素晴らしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。本年もご指導の程、お願い申し上げます。

 昨年は、コロナウイルス感染症対応で厳しい1年でした。国も社会経済活動とコロナ感染防止対策を進める中で、従来の規制が緩和されましたが、再び感染症の流行が増えております。

 そして、こんにち新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行への対応のため、オンライン診療や発熱外来の体制強化が図られました。これに関しては、昨年の12月議会の閉会日(12月20日)に補正予算が編成され、追加提案されました。国の補正予算のうち、出産・子育て応援交付金や通園バスへの安全装置の設置などについて、速やかに対応する必要があるからです。

 補正予算の規模としては、474億94百万円。歳入内訳としては、国庫支出金として425億84百万円であり、地方交付税として33億9千万円です。主な補正予算の内容としては、新規事業として

① 千葉県オンライン診療センターの開設に18億6千万円。

② 年末年始における発熱外来の確保に1億32百万円。

③ コロナ感染症医療調整センターの設置に45億38百万円。

 他に臨時医療施設整備や自宅療養者支援事業などコロナ関係予算が多くを占めております。ちなみに令和4年度当初予算は、2兆1772億円、そのうちコロナ関係経費は3350億円。当初予算額に占める感染症対応経費の割合は15・4%でした。

 その後、6月補正、9月補正、12月補正の合計で、令和4年度の補正額としては983億68百万円であり、そのうちコロナ対応経費は582億68百万円となり、補正額全体に占める感染症対応経費の割合は59・2%となります。

 そのようなことから、令和4年度12月補正後の予算額は、2兆2756億33百万円。うち感染症対応経費は3933億円48百万円となり、補正後に占める感染症対応経費の割合は17・3%となります。

 国民の命や健康をお守りすることは、国や地方の最重要課題であります。感染が流行している中ですので、当然の事であると思います。新年早々から厳しいお話になりましたが、皆さまには率直にお話させて頂きました。本年こそはコロナ感染症の流行が収まればと願うところです。

 どうぞ皆さま、お身体ご自愛下さいませ。本年が皆さまにとって素晴らしい年でありますことをご祈念申し上げます。また、私にとっても政治生命をかける4月の統一地方選挙が待ち受けております。一生懸命頑張ってまいりますので、皆さまのご指導とご支援を、伏してお願い申し上げます。

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