県政報告

今回の台風被害を教訓として

(2020.2.1)

 皆さま、お元気でいらっしゃいますか。

 本日は私のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。年末年始においては、JR稲毛駅頭や浅間神社鳥居前で昨年1年間の県政報告を含めてごあいさつをさせていただきました。

 その時に、数名の方から昨年の台風15号、19号、その後の大豪雨の被害についてご意見がありました。それは、初動対応の遅れについて、とりわけ知事の対応の遅れについて言われました。

 森田知事は、昨年12月議会の冒頭で初動対応の遅れについて、ご自分の責任を明確にされ、県民にお詫びをされました。私は、その方々に申し上げました。知事や、議会を構成する議員も目指す点は共通であり、それは「県民の命や暮らし、人権を守るために責任を持って行政運営に車の両輪として関わっていることを考えれば、当然、議員も責任の一端があります。今回のことを教訓として、私は防災、減災に今後、執行部と協力して取り組んでまいります」と申し上げ、ご理解をいただきました。

 首都圏の直下型地震が30年以内に千葉県で発生するとの予測や、また気候変動や地球の温暖化等によって、いつ起こるか分からない自然災害等にしっかり対応できるよう、日頃からの準備が大切だと思いますので、今後も精進してまいりたく存じます。

 結びに、昨年12月議会での大型補正予算、金額にして約498億6600万円が、しっかりと復旧・復興対策としてできるだけ早く執行され、被災された方々が元の生活へ早期に戻れますよう、関わってまいります。

 どうぞ、皆さまには、お身体ご自愛下さいませ。また、ホームページ上でお目にかかりましょう。

阿部 紘一

県議会レポート