県政報告

12月議会が開会

(2021.12.1)

 皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

 本日は私のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。年4回発行している私の「県議会リポート」にもお目通し頂ければ幸いです。

 さて、12月定例県議会は、11月26日に開会し、12月21日まで開催されます。

 そこで、熊谷知事にとっての初の総合計画の原案が公表され、12月22日までパブリックコメントを実施し、2月定例会への提出を目指すとのことであります。そこには、感染、災害対策の強化やSDGs、デジタル技術の活用等を盛り込み、10年後を見据えた基本構想も示されました。しっかりと議会に臨んでまいりたいと思います。

 コロナ感染者数は激減していますが、冬の到来とともに、インフルエンザ感染やコロナ第6波の流行を考えますと、決して楽観できない状況です。そして、ウイズコロナの中で自分たちの生活習慣やライフスタイルを変えていく新たな発想転換が求められているかと思います。

 また、コロナによって従来のような知人・友人との懇親、懇談の機会がなくなり、初めてその尊さを知り得たと私は感じます。また、コロナによって日本はもとより、世界経済も大きなダメージを受けてきました。コロナ、デルタ株、感染症等、人間にとって不必要かつ厄介な問題は、結局は、その根源をただせば人間が作り出したものであると考えます。

 地球温暖化の問題もそうでしょうし、文明が発展し、我々の生活は便利になり、良くなりました。その反面、我々の命や社会を脅かすつけが地球規模で生じてきたと考えます。自然を破壊し、文明が発展し、人間のなせるわざがこの得体のしれない怪物を引き起こしてきたと思います。

 そのようなことから、COP21が開催され、地球温暖化対策やエネルギー対策等、地球環境問題について、各国首脳が話し合うことは重要なことであり、実効性ある結論を期待するものであり、長年認識を共にしてきましたが、結論や意見の一致がみられなかったことは残念なことであります。

 人間一人ひとりが大自然の中で生かされていることを考えれば、自然を大切にしていくことは当然なことであります。自然との共生社会の実現に思いを新たに努力してまいる所存です。

 本年もあと1か月となりました。

 迎えます新年が皆様にとりまして素晴らしいお年でありますよう祈念申し上げ、私の県政報告とさせて頂きます。

 良いお年をお迎えくださいませ。

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