県政報告

9月補正予算の主な事業内容について

(2015.10.1)

 皆さま、お元気ですか。本日は私のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

  さて、9月21日は敬老の日ということもあり、至る所でお祝いの集いが開催されました。私も議員としてお招きをいただき、多くの高齢者の方々に接し、貴重なお話や元気のもととなるエネルギーをいっぱいいただいてまいりました。今や、100歳以上の方が全国で6万人以上もいらっしゃるとのことであり、日本は世界においても最長寿国でもあります。

 千葉県の直近のデータによりますと、男性の平均寿命は79歳、健康寿命は71歳。女性の平均寿命は86歳、健康寿命は73歳とのことです。今後、県としても、あらゆる関係機関と連携、協力し、このギャップを解消していく努力が大切であります。

 しかし、何といっても、自分自身の身体は自分で守るという自助努力が一番重要です。私の場合には、早寝・早起き、朝のラジオ体操、魚を中心とした食事、腹八分、ほどほどのお酒、を心がけています。

 また、年一度の人間ドックもいまや欠かせないことです。もう一つ加えれば、朝の血圧測定と、お風呂に入る前の体重測定は欠かさずやっており、体重が大幅に増えた時には、1日の食事を思い起こし、反省しています。

 さて、9月議会も始まりましたので、ここで主な議案等について述べさせていただきます。

 開会日は9月25日、閉会は10月22日です。補正額として44億3046万円が上程されまして、補正後の予算額は1兆7140億円となります。

 その主なものは、いろいろ各部局にまたがっていますが、まず、東京オリンピック競技のうち、フェンシング、レスリング、テコンドーが幕張メッセで開催されることを踏まえ、そのPRをするための体験イベントを行うとのこと。外国人等の円滑な移動手段の検討など、大会準備のための予算計上です。

 また、稲毛区天台の老朽化している総合スポーツセンター野球場の耐震改修とグラウンド整備のための基本設計の着手。また、県内中小企業の健康、医療分野への参画促進、東葛テクノプラザ内に医療機器の開発、交流拠点の設置、また、振り込め詐欺などの被害防止に向け「電話de詐欺」を活用して、注意を呼びかける事業。ほかに九十九里海岸、沿岸河川の津波対策に万全を期すため、工法を一部見直し、予算を増額して整備促進を図ること。

 ほかにも子育て支援や福祉、医療の充実に努めるため、保育所や認定こども園等の施設運営費に対する負担金の増額とともに、保育士を配置する際の経費について、県単独で助成を行う。合わせて病児保育や延長保育などにも補助を拡充し、さらに特養老人ホーム等を開設する際の職員雇用などの準備経費に対する助成を拡充するほか、肝炎治療の医療費助成についても予算が増額されます。

 ほかに取り組んでいる課題として、県立幕張海岸公園への(仮称)JFAナショナルフットボールセンター設置について、日本サッカー協会と設置に向けた基本協定を締結しましたが、都市公園としての魅力の向上が図られる施設となるよう、協会と県は協力していかなければならないと思います。

 また、成田空港の問題ですが、千葉県としても首都圏の空港力強化は非常に重要なことから、国、周辺市町、成田国際空港(株)と協力しながら、成田空港の機能強化とそれに伴う騒音対策などさまざまな課題について、議論を深め、関係者としっかり連携して進めてまいるとのことです。

 以上、9月議会の主要な議案並びに事業等について述べさせていただきました。

 結びに、皆さまのご健勝とご活躍を祈念申し上げ、県政報告とさせていただきます。

以上 

県議会レポート