県政報告

国の新年度政府予算案について

(2016.2.1)

 寒中お見舞い申し上げます。

 皆さまには、厳しい寒さの中、お元気でお過ごしのことと存じます。各地区での新年賀詞交歓会には、商店会、自治会、各種団体の皆さまからお招きをいただき、楽しいひとときを過ごさせていただきました。旧友との再会など、旧交を温める良い機会でありました。

 さて、お正月気分も終わり、今日から2月です。国の方では、国会において平成28年度予算案の審議等が行われており、私ども地方議員としても、その成り行きに大きな関心を寄せている今日この頃です。

 それは、県政は国政との連動の中にありますので、千葉県の抱える重要な施策、事業が今後どう進んでいくのか、それはまさに国のさじ加減にかかっていると言っても過言ではありません。しっかりと予算配分していただけるのか、確かな財源確保がなされるのか、気になるところであります。

 そこで、平成28年1月12日に県総合企画部より我々議員に送付されてきた国の平成28年度政府予算案の決定状況一覧を見ると明らかであります。紙面の関係ですべて申し述べることはできませんが、主だった個所を何点か申し上げたいと思います。

 圏央道の建設促進や北千葉道路の早期整備、東京外かく環状道路の建設促進等に、トータルで約1兆6600億円。この中に、大栄〜横芝間、4車線の整備促進、インターチェンジ等の整備促進などいずれも圏央道関連です。

 また、成田空港の機能強化に49億円。訪日外国人旅行者受入対策事業に162億8200万円(全国枠)。中小企業支援策の充実に1111億円(同)。若者の活躍推進に200億円(同)。それ以外にも、くらしの安心・安全策として警察官の増員では、本県分として53人。医療体制の充実に150億2500万円(同)等が充てられております。

 国で政府予算案が決定し、我々地方に配分されてまいりますので、しっかりと県の施策事業に生かされるよう、関心を持って対応してまいりたく思います。紙面の関係で十分申し述べることができませんが、少しでも県政についてご理解いただければ幸いです。

 皆さまのご健勝とご活躍をお祈り申し上げて県政報告とさせていただきます。

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