県議会レポート

6月議会で議会としての責任に決着を

(2010.5.1)

 2月県議会も3月19日で終わりました。 私は、不正経理特別委員会委員のため、3月19日まで委員として、原因究明と再発防止に取り組んでまいりました。この件に関して、一つ残された課題は、議会側にも不正経理問題において、責任の一端があるという私の主張を完結させることです。二元代表制の一翼を担う議会として、県民の負託を受け、県民の皆様の代理人として執行部をチェック,監視できなかった点は、いろいろな事情があるにせよ、認めなければなりません。そのけじめを6月議会で決着を図ることであります。

 わが会派は、すべての議員各位の良識ある判断とご理解のもと、責任の一端を果たすことで総意をいただきました。不正経理調査特別委員会が提出した最終報告書を受け取った酒井県議会議長も「これから6月議会に向けて各会派の代表者会議を開き、意見を聞いていきたい」と語り、わが会派の議会責任論について、議員報酬の削減などによる責任の取り方に関する検討を始める方針を明らかにしています。

 また、特別委員会は3月末で結審しましたが、4月以降も組織的不正が見つかれば、再設置することでも一致しています。県議会としてしっかりとけじめをつけるために、他の会派のご理解、ご協力をいただき、同一行動が取れますよう願っているというのが、私の現在の心境です。

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